教わること、感じること
今日、いつも使うガソリンスタンド(特別誰ともつながりのないスタンド)に行ったのです。
もう1年くらい使ってるのですが、これまで店員さんと業務的なこと以外全く話をした事がなかったのですが、今日急に会話をふっかけられましてね。
「風、強いっすねぇ。明日とか、大丈夫ですかねぇ」
みたいな、リアクションしにくい質問してくるんですよ。
あぁ、そうっスね。しか答えられませんでした。
で、更にですよ!会話終わるんかと思ったら
「電柱とか、倒れないですよねぇ」
みたいなこと言ってくるんですよ。
もっと上級レベルの答えにくい言葉をぶつけられました。
という、しょうもないことを冒頭に書く、富山の人見知り代表、高橋です。
わたくし少年野球の(幽霊)コーチをしておりまして、時間がある時に教えに行ってるんですよ。
学生なんで、いつかは卒業するじゃないですか。そこで、毎年卒業、卒団にあたり、卒業ムービーを作っているのですが、今年は自分が担当するっぽいんです。
スタッフになってはや4年。いろんな子供達を見てきました。
毎年もちろん思い入れがあるのですが、今年の子供達には結構強い思い入れがあります。
近年は少子化の影響で野球どころかあらゆるスポーツにおいて人口が減っており、ここ数年はチームの存続危機になるほど団員不足でした。
その中ですごく頑張ってくれたのが今のエースの子。他のみんなは遅れて入ってきたのですが、この子だけは3年生から入団しました。
いろいろあって、入団したくてもなかなかできない子達の先陣を切ってくれて、壁をなくしてくれました。
そこから団員が少しずつ増え、今は多いな〜と感じるほどになりました。
しかし、最初はなかなか勝てず、市の予選も早々と姿を消すレベルでした。
その時もエースを中心に、めちゃめちゃ練習して今では県大会でも上位にくい込むレベルにまで成長してくれました。
当時あんなに小さかったのに、背丈も伸びて、何人かは声変わりもして。わが子みたいに可愛いっすよね。
ただな、小学生にして俺より身長大きくなるのはやめてくれ(笑)
そんな子供達に、野球を教えてるつもりが、気付けば何かを教えてもらってたりします。
挙げるとキリがありませんが、純粋に野球をやる姿、目標に向かって突っ走る姿。
いつからこんな汚れた大人になったんやろうか、なんて思いながら見る時もあります。
原点に戻って、何かを成すためにそれに夢中になる。
それにプラスして、夢中になりながらも客観視して冷静に現状を分析する。
ここが子供と大人の違いかなと思う。
子供のような純粋な心で、大人の鋭い視点を持って、生きていきたいなあ。
なんて、寒いブログになりました。
ムービーの目標は、保護者を10人以上泣かすことです(笑)
では、今日はこの辺で。
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